🍳 料理・食

圧力鍋を使いこなして調理時間を半減させるコツ

2021-09-07 公開 📖 約5分で読めます 👀 23

圧力鍋を買ったのに使えていない人へ。時間が縮む仕組みから、加熱と圧力を抜くまでの基本の流れ、向く料理と避けたい食材、事故につながる使い方までまとめました。棚の奥から出す一歩になります。

📋 目次(タップで開閉)
  1. この記事でわかること
  2. こんな人に向いています
  3. 時間が縮むのは「温度が上がるから」
  4. 基本の流れは五段階で覚える
  5. 圧力の抜き方を使い分ける
  6. 向く料理と、避けたい食材
  7. やりがちな失敗
  8. 使う頻度を上げるための工夫
  9. よくある質問
  10. まとめ

買ったときは煮込み料理を短時間で作ろうと思っていたのに、ふたの閉め方や圧力の抜き方に不安があり、棚の奥にしまったまま。圧力鍋でよくあるつまずきです。実際に使いこなしている人は、特別な技術を持っているわけではなく、加圧の前後の扱い方を体で覚えているだけとされています。

この記事でわかること

  • 圧力鍋が時間を縮められる仕組み
  • 加熱から圧力を抜くまでの基本の流れ
  • 向いている料理と、向かない料理
  • 事故につながりやすい使い方

前提として、圧力鍋は密閉して内部の圧力を上げ、水の沸く温度を高くする道具です。高い温度で加熱できるため、かたい食材がやわらかくなるまでの時間が短くなります。一方で、密閉しているあいだは中の様子が見えません。だからこそ、火加減と時間の目安を先に決めておく使い方が合っています。

こんな人に向いています

  • 買ったものの使いこなせていない人
  • 平日に煮込み料理を作りたい人
  • 乾物や豆をよく使う人
  • 光熱費と調理時間を同時に縮めたい人

時間が縮むのは「温度が上がるから」

短時間で仕上がるのは、圧力が上がることで加熱温度が通常の鍋より高くなるためとされています。ここを理解しておくと、応用が利きます。

  • かたい部位の肉、根菜、乾いた豆のように、ほぐれるまで時間がかかる食材に向く
  • 短時間で火が通る葉物や魚は、形が崩れやすい
  • 味をしみ込ませる工程は、圧力を抜いたあとに行う方が扱いやすい
  • 加熱時間が短いぶん、火にかけている時間そのものも減る

基本の流れは五段階で覚える

機種によって細部が違うため、手順は必ず取扱説明書を基準にしてください。そのうえで、共通する流れは次のように整理できます。

  • 材料と水分を入れる。入れる量の上限は、本体に表示されている線を守る
  • ふたを正しく閉め、ロックがかかったことを確かめる
  • 強めの火で加熱し、圧力がかかった合図が出るまで待つ
  • 火を弱め、指定された時間そのまま加熱する
  • 火を止め、圧力が下がるまで待つ。無理に開けない

圧力の抜き方を使い分ける

仕上がりに差が出るのがここです。方法の呼び方は機種で異なりますが、考え方は共通しています。

  • 自然に下がるまで待つ方法:余熱で火が入り続ける。煮込みや豆に向く
  • 早く抜く方法:加熱を止めたい料理に向く。蒸気の向きに手や顔を近づけない
  • どちらの場合も、ロックが外れる状態になるまでふたを開けない
  • 途中で開けようとして力をかけるのは、最も危険な行為

向く料理と、避けたい食材

  • 向く:すじの多い肉、根菜の煮物、乾いた豆、玄米、だしの取り置き
  • 注意が必要:皮のある食材や粘りの出るもの。蒸気の出口をふさぐことがある
  • 避けたい:泡が多く出るものや、とろみの強いものを大量に入れる使い方
  • 少ない水分で長く加熱すると、焦げつきや空焚きにつながる
  • 加熱の目安は食材の大きさと機種で変わる。表示された目安から試す

やりがちな失敗

  • 入れる量の上限を超える。吹き出しの原因になる
  • ふたのパッキンや蒸気の出口を確認しないまま使う
  • 圧力がかかってからも、強い火のままにする
  • 味付けを最初に濃くしすぎ、煮詰まって塩辛くなる
  • 加熱後すぐにふたを開けようとする

使う頻度を上げるための工夫

「出すのが面倒」で使わなくなる人が多い道具です。置き場所と役割を決めると回り始めます。

  • 取り出しやすい場所に置く。奥にしまうと使わなくなる
  • 週末にだしや下ゆでをまとめて作る用途に固定する
  • 同じ料理を三回作り、自分の機種の時間感覚をつかむ
  • 使い終わりにパッキンを外して洗い、乾かしてから戻す
  • パッキンや安全弁は消耗品。交換時期の目安を確認しておく

安全に関わる部品の状態は、使う前に毎回見る習慣をつけてください。変形やひび割れ、蒸気の出口の詰まりがある場合は使用を中止し、メーカーや販売店に相談します。

よくある質問

Q. 加熱時間はどう決めればよいですか

食材の大きさ、量、機種の圧力の高さで変わるため、共通の数字は示せません。取扱説明書にある目安から始め、足りなければ圧力を抜いた状態で追加加熱する方が失敗しにくいとされています。やわらかくしすぎると戻せません。

Q. 電気式と直火式では使い方が違いますか

火加減の管理を機械が行うかどうかが大きな違いです。電気式は手を離せる一方、圧力を抜く操作や入れる量の上限といった注意点は共通しています。どちらも、ふたを開けるのはロックが外れてからという原則は同じです。

Q. 豆は水につけてから使うべきですか

種類や製品によって扱いが変わります。つけておく方法をすすめるものもあれば、そのまま加熱できるとするものもあります。泡が出やすい食材なので、入れる量を控えめにするのが共通した注意点です。

Q. 古い圧力鍋を譲り受けました。そのまま使えますか

パッキンや安全弁の状態が分からないものは、そのまま使わない方が安全です。型番から部品が入手できるかを確認し、不明な場合はメーカーや販売店に問い合わせてください。

まとめ

  • 時間が縮むのは加熱温度が上がるから。向く食材は時間のかかるもの
  • 入れる量の上限を守り、圧力が下がるまでふたを開けない
  • 時間の目安は取扱説明書から。足りなければ後から足す
#圧力鍋 #時短調理 #煮込み #豆料理 #キッチン #料理のコツ
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