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暴落時の心構え:市場急落時に破綻しない投資心理術

2017-10-06 公開 📖 約4分で読めます 👀 18

価格が大きく下がった日、人は普段ならしない判断をします。暴落を想定外から想定内に変える準備、売りたくなる心のくせ、下落局面で確認する順番、家計側の備えまでを順に整理しました。

📋 目次(タップで開閉)
  1. この記事でわかること
  2. こんな人に向いています
  3. 下落は「起きるもの」として予定に入れる
  4. 売りたくなる瞬間に働く心のくせ
  5. 下落局面で確認する順番
  6. 買い増しを考えるなら、下がる前に決める
  7. 家計側の備えがものを言う
  8. 回復を待つ時間に、何をするか
  9. 注意しておきたいこと
  10. よくある質問
  11. まとめ

相場が大きく下げた週末、口座を何度も開いてしまう。ニュースの見出しは不安を煽る言葉ばかりで、同僚の「もう売った」という一言が頭から離れない。そして月曜の朝、自分でも説明できない注文を出してしまう。

暴落で損をするかどうかは、相場の読みよりも、下げている最中の自分の行動で決まる部分が大きいとされています。だからこそ、下がる前に決めておけることがあります。

この記事でわかること

  • 下落を「想定外」から「想定内」に変える準備の仕方
  • 売りたくなる瞬間に働く心のくせ
  • 下落局面で確認する順番
  • 暴落に耐えられる家計のつくり方

こんな人に向いています

  • 投資を始めて、まだ大きな下落を経験していない人
  • 下落のニュースで眠れなくなる人
  • 下げたときに買い増すべきか迷っている人
  • 家族の資産を預かって運用している人

下落は「起きるもの」として予定に入れる

長く市場に居続ければ、大きな下げに何度か出会います。過去にも世界的な金融危機や感染症の流行をきっかけに、短い期間で大きく値を下げた局面がありました。

  • 下落が起きる前提で、保有の割合を決めておく
  • 「どのくらい下がったら、自分は耐えられなくなるか」を言葉にしておく
  • 耐えられない割合なら、下がる前に減らす。下がってからでは選びにくい

売りたくなる瞬間に働く心のくせ

下落時の判断は、冷静なつもりでも偏ります。自分のくせを知っておくと、立ち止まれます。

  • 含み損の痛みは、同じ額の利益の喜びより強く感じられるとされています
  • 値動きを頻繁に見るほど、売りたくなる回数が増える
  • 周囲が売ったと聞くと、根拠がなくても同じ行動を取りたくなる
  • 下げ止まりを当てようとして、結局いちばん不安な日に動いてしまう

対策は単純で、見る回数を減らし、判断の手順を先に書いておくことです。

下落局面で確認する順番

注文画面を開く前に、確認する順番を決めておきます。

  • 生活に必要なお金が、値動きのある資産に入っていないか
  • 当初決めた目的と期間が、今も変わっていないか
  • 下がったのは自分の資産だけか、市場全体か
  • 売る理由が「価格が下がったから」以外にあるか

最後の問いに答えられないなら、その注文は保留にする価値があります。

買い増しを考えるなら、下がる前に決める

安く買えるのは下落局面ですが、恐怖の最中に金額を決めるのは難しい作業です。

  • 買い増しに使う上限額を、平常時に決めておく
  • 何回に分けるか、間隔をどうするかまで書いておく
  • 底を当てる前提にしない。分けて入れることで外れの影響を薄める
  • 生活資金と、買い増し用の資金を別に管理する

家計側の備えがものを言う

下落に耐える力は、投資の知識よりも家計の余裕から来ます。

  • 数か月分の生活費は、値動きのない形で確保しておく
  • 近い将来に使う予定のあるお金は運用に回さない
  • 借入をして投資に充てない。下落時に選択肢がなくなる

回復を待つ時間に、何をするか

下げた資産を眺めて過ごすのは消耗します。手を動かす先を用意しておくほうが落ち着きます。

  • 保有している中身を一覧にし、何に投資しているのかを書き出す
  • 手数料や口座の設定を見直す。下落中でもできる改善はここにある
  • 自分が決めた方針を読み返し、変更が必要かどうかだけを判断する

注意しておきたいこと

過去に回復してきたことは、これからも同じように回復することを保証しません。個別の銘柄や特定の地域に集中している場合、市場全体の動きとは別の結果になることもあります。この記事は一般的な考え方の整理であり、特定の売買を勧めるものではありません。自分の状況に合うかどうかは、金融機関の相談窓口や公的機関の情報、資格を持つ専門家に確認してから判断してください。

よくある質問

Q. 下がっている間、積み立ては止めるべきですか

続ける人も、金額を下げる人もいます。判断の基準は相場観ではなく家計の状況です。生活が苦しいなら減らす、問題ないなら当初の計画どおり続ける、と切り分けると迷いにくくなります。

Q. いったん売って、下がりきってから買い直せませんか

売る時期と買い戻す時期の両方を当てる必要があり、難しさは倍になります。買い戻せないまま相場が戻ることもあるため、計画に組み込むのは慎重に考えたいところです。

Q. 口座を見ないほうがよいのでしょうか

頻繁に見るほど不安になりやすいとされています。確認する頻度をあらかじめ決め、その日以外は開かないという運用にしている人もいます。

Q. どのくらい下がったら「暴落」ですか

明確な線引きはありません。重要なのは下落率の呼び名ではなく、その下げ幅で自分の生活や計画に支障が出るかどうかです。

まとめ

  • 下落は想定内として、耐えられる割合と手順を平常時に決めておく
  • 売る理由が「下がったから」だけなら、注文はいったん保留にする
  • 下落に耐える力は家計の余裕から来る。生活費は運用から切り離す
#暴落 #下落相場 #投資心理 #長期投資 #分散投資 #生活防衛資金 #リスク管理
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