山口県美祢市の秋吉台の地下に広がる秋芳洞は、国の特別天然記念物に指定された日本を代表する鍾乳洞。百枚皿や黄金柱など水が刻んだ造形と、地上の草原カルストの両方を楽しめます。
見どころ
山口県美祢市、日本最大級のカルスト台地として知られる秋吉台。その地下にぽっかりと口を開けているのが秋芳洞です。国の特別天然記念物に指定され、日本を代表する観光鍾乳洞のひとつとされています。整備された観光路を進むと、棚田のように水をたたえた縁が幾重にも連なる「百枚皿」、壁を伝う流れが積み上げた巨大な「黄金柱」、円錐状に盛り上がった「洞内富士」など、水と時間だけが彫り上げた造形が次々に現れます。洞内は季節による気温の変化が小さいとされ、夏はひんやり、冬はほんのり暖かく感じられるのも特徴です。地上に出れば、緑の草原に白い石灰岩が点在する秋吉台が広がり、地下と地上でカルストの二つの表情を味わえます。
こんな人におすすめ
- スケールの大きな自然の造形をじっくり眺めたい人
- 地形や地質、地球の歴史に関心がある人
- 暑い季節に涼しい場所をゆっくり歩きたい人
- 草原ドライブや展望台めぐりと組み合わせたい人
アクセス・楽しみ方
- 鉄道利用ではJR新山口駅から秋芳洞方面へ路線バスが運行されているとされ、山口市や萩市方面からのアクセスも便利です。
- 車では中国自動車道や小郡萩道路のインターチェンジが利用しやすく、秋吉台の台地を経由して向かうルートが人気です。
- 洞内は濡れて滑りやすい箇所があるため、歩きやすい靴が安心です。
- 地下と地上をセットで巡ると、カルスト地形の成り立ちがより実感できます。
まとめ
秋芳洞は、日本のカルスト地形を語るうえで欠かせない存在とされる大鍾乳洞です。地下で悠久の造形に驚き、地上で草原の広がりに息をのむ――ひとつの台地で二度楽しめるのが最大の魅力といえるでしょう。
※最新情報は各公式サイト・観光協会サイトでご確認ください。