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箸の正しい使い方──日本文化の基本を身につける

2017-12-28 公開 📖 約3分で読めます 👀 19

箸の持ち方や置き方は、慣れれば自然に身につく所作です。土台の固定という基本から、避けたい嫌い箸、和食の席での置き方、海外の方と食卓を囲むときの心配りまで、今日から直せる形で整理しました。

📋 目次(タップで開閉)
  1. この記事のポイント
  2. 持ち方を直す手順
  3. 避けたい箸の使い方
  4. 置き方と食事の流れ
  5. さらに一歩進めるなら
  6. まとめ

この記事のポイント

箸の使い方は、改めて教わる機会が少ないまま大人になることが多いものです。「持ち方が怪しいと言われた」「会食の席で置き方に迷った」という声はよく聞きます。ただ、箸の作法は覚えることが多いように見えて、押さえるべき点は持ち方・避けたい動作・置き方の三つに整理できます。しかも直すのに道具もお金も要りません。毎日の食事がそのまま練習の場になるので、意識する箇所を決めておけば少しずつ形になります。この記事では、今日の一食から試せる形で基本を並べました。

こんな人におすすめ

  • 自分の箸の持ち方に自信がない人
  • 改まった席でのふるまいを確認しておきたい人
  • 子どもに箸の使い方を教える立場にある人
  • 海外の方と和食の席を囲む機会がある人

持ち方を直す手順

  • 下の箸は動かさない土台と考える。親指の付け根と薬指で支え、置いたまま固定する
  • 上の箸だけを、親指・人差し指・中指の三本で鉛筆のように動かす
  • 練習は箸先を1センチほど開け閉めするだけ。大きく動かさないほうが安定します
  • 箸先がそろわないときは、持つ位置が先端に近すぎることが多い。中央よりやや後ろを持つ
  • 直すのは一度に一点だけ。まず土台の固定、慣れたら上の箸の動かし方、と順に進める

避けたい箸の使い方

  • 迷い箸…料理の上で箸を行き来させる。何を食べるか決めてから手を伸ばす
  • 刺し箸…料理を突き刺す。ご飯に立てる形は弔事を連想させるため特に避けます
  • 寄せ箸…箸で器を引き寄せる。器は手で持ち上げる
  • 渡し箸…器の上に箸を渡して置く。食事を終えた合図と受け取られることがあります
  • ねぶり箸…箸先を口でなめる。見た目にも衛生面にも良くありません

置き方と食事の流れ

  • 箸置きがあるときは、箸先を左に向けて横向きに置く
  • 箸置きがない席では、箸袋を折って代わりにするか、器の縁に先だけをかけて置く
  • 途中で手を止めるときも器の上に置かず、一度箸置きへ戻す
  • 食べ終えたら箸先をそろえ、音を立てずに置く。箸袋があれば先を包んで戻すと丁寧です

さらに一歩進めるなら

  • 子どもに教えるときは、言葉で形を説明するより、下の箸を固定する感覚だけを一緒に確認します。手に合う短めの箸に替えるだけで扱いやすくなることもあります
  • 器を持つ手にも目を向けると所作全体が整います。汁物や小鉢は手に取り、大皿から取り分けるときは取り箸を使います
  • 和食のコースでは料理ごとに箸が替わる場合もあります。出されたものをそのまま使えば問題ありません

まとめ

箸の作法は暗記ではなく、土台を動かさないこと、料理を突いたり寄せたりしないこと、置く場所を決めておくこと、この三点に集約されます。海外の方と食卓を囲むときも、使い方を勧めるより自分が自然に扱ってみせるほうが伝わります。まずは今日の一食で、下の箸を固定する感覚だけ試してみてください。

※制度や商品の内容は変わることがあります。最新情報は公式サイト等でご確認ください。
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