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引っ越し前の旧居掃除|原状回復トラブルを避けるチェックリスト

2020-08-24 公開 📖 約5分で読めます 👀 39

退去時の掃除は、どこまでやるかの線引きが分からないまま当日を迎えがちです。原状回復の考え方、自分でやると効果が大きい場所、手を出すと損をする場所、立ち会いでの確認点を順に整理しました。

📋 目次(タップで開閉)
  1. この記事でわかること
  2. こんな人に向いています
  3. 退去日から逆算して段取りを決める
  4. 原状回復の線引きを知っておく
  5. 自分でやると効果が大きい場所
  6. 手を出すと悪化しやすい場所
  7. 立ち会いの場でやっておくこと
  8. よくある質問
  9. まとめ

荷物を運び出したあとの部屋を見て、どこまで掃除すればよいのか分からなくなる。きれいにしたいが、時間も体力も限られている。費用を請求されるのも避けたい。退去前の掃除は、この三つの板挟みで決まります。

大切なのは、全部を完璧にすることではありません。評価されやすい場所に力を入れ、触ると状況が悪くなる場所には手を出さない、という配分です。原状回復の考え方を知っておくと、この配分が決めやすくなります。

この記事では、退去までの段取りから当日の立ち会いまで、順番に沿って整理します。契約内容は物件ごとに違うため、最後に必ず自分の契約書を確認する前提で読んでください。

この記事でわかること

  • 退去日から逆算した掃除の段取り
  • 原状回復で借主と貸主の負担が分かれる考え方
  • 自分で掃除すると効果が大きい場所
  • 手を出すと悪化しやすい場所
  • 立ち会いの場で確認しておくこと

こんな人に向いています

  • 初めての退去で、どこまでやるべきか見当がつかない
  • 敷金や精算の扱いが不安
  • 平日に時間が取れず、短時間で済ませたい
  • 長く住んでいて、落ちない汚れや傷がある

退去日から逆算して段取りを決める

掃除は荷物が残っている間は進みません。順番を間違えると、同じ場所を二度やることになります。

  • まず不要品の処分を済ませる。自治体の回収は日程が限られることがある
  • 大きな家具を出し、床と壁が見える状態をつくる
  • 水まわりは洗剤を使う時間が必要なため、早めに一度手をつける
  • 床の仕上げは最後。荷物の搬出後に行う
  • 当日の朝に、明るい時間帯で全体を見直す

照明を外したあとだと確認が難しくなります。細かい確認は、明かりがあるうちに済ませておくのが安全です。

原状回復の線引きを知っておく

退去時の負担は「普通に住んでいて生じたもの」と「不注意や故意によるもの」で扱いが分かれるのが一般的です。前者は貸主側の負担とされることが多く、後者は借主の負担になりやすいとされています。

  • 日の光による色の変化や、年月による劣化は貸主側の負担とされやすい
  • こぼしたまま放置した汚れ、結露を拭かずに生じたかび、喫煙によるにおいは借主の負担になりやすい
  • ねじ穴や画びょうの跡は、程度や契約内容によって判断が分かれる
  • 掃除をすれば消える汚れは、残しておくと負担として扱われやすい

実際の扱いは契約書の特約によって変わります。国の指針や各自治体の相談窓口も参考になるため、判断に迷う場合は確認してください。

自分でやると効果が大きい場所

短い時間で結果が見えるのは、落とせる汚れが残っている場所です。優先順位をつけましょう。

  • 台所の油汚れ。こんろ周りと壁は手をつけた分だけ印象が変わる
  • 浴室と洗面のかびと水あかは、洗剤を置く時間を取るだけで落ちやすい
  • 便器と周辺は、見られる場所なので最後に仕上げる
  • 窓のさんと網戸は、ほこりを乾いた状態で取ってから拭く
  • 床は髪やほこりを取ってから、固く絞った布で拭く

どの洗剤を使うかは素材によって向き不向きがあります。目立たない場所で試してから広い面に使うと、失敗が減ります。

手を出すと悪化しやすい場所

熱心にやったことが、かえって負担につながる場合があります。次の場所は慎重に判断してください。

  • 表面の仕上げがある床を強くこすると、つやが落ちて跡が残る
  • 壁の紙は水を含ませると破れたり、模様が消えたりする
  • 深い傷や欠けを自分で埋めると、手直しの範囲が広がることがある
  • 設備の内部を分解する清掃は、故障の原因になりうる
落ちない汚れは「落とせなかった」ほうが、無理に削って傷をつけるより説明しやすい、という考え方もあります。

立ち会いの場でやっておくこと

掃除以上に結果を左右するのが、退去時の確認のしかたです。あとから話が食い違わないように、その場で記録を残します。

  • 入居時の写真や記録が残っていれば持参する
  • 指摘された箇所は、その場で位置と状態を写真に撮る
  • 口頭の説明だけで終わらせず、書面で内容を受け取る
  • 金額の根拠が分からない項目は、その場で説明を求める
  • 署名を求められた書類は、内容を読んでから応じる

精算の内容に納得できないときは、消費生活センターや自治体の住宅相談など公的な窓口に相談できる場合があります。契約や費用の最終的な判断は、契約書の内容と専門の相談先に確認してください。

よくある質問

Q. 専門の清掃を頼んだほうが得ですか

契約に清掃費用の定めがある場合、自分で頼んでも二重になることがあります。まず契約書を確認し、必要かどうかを判断するのが先です。

Q. 掃除をしないで退去するとどうなりますか

落とせる汚れが残っていると、借主の負担として扱われやすくなります。時間が取れない場合でも、水まわりと台所だけは手をつけておくと差が出やすいでしょう。

Q. 入居時の写真を撮っていませんでした

記録がないと、もとの状態の説明が難しくなります。その分、退去時の記録を丁寧に残し、指摘内容と根拠を書面で確認することが重要になります。

まとめ

  • 荷物の搬出と掃除の順番を先に決め、二度手間を避ける
  • 落ちる汚れは落とし、傷や仕上げには無理に手を出さない
  • 立ち会いでは写真と書面で記録を残し、不明点はその場で確認する
#引っ越し #退去 #原状回復 #敷金 #掃除 #賃貸 #チェックリスト
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