冬になると、お風呂まわりの光熱費が気になります。我が家は大阪府で4人暮らし。給湯設備を替えたわけでも、高い節約グッズを買ったわけでもありませんが、入り方を見直しただけで毎月の負担がはっきり軽くなりました。
この記事でわかること
- お風呂のガス代が膨らむ仕組み
- 我が家がいちばん効果を感じた工夫
- 保温とシャワーの見直し方
- 家族に協力してもらうコツ
お湯は「沸かす回数」で決まる
お風呂で燃料を使うのは、水を温めるときです。つまり費用は、お湯をどれだけ温めたかでおおむね決まります。ここで見落とされがちなのが追い焚きです。
一度沸かしたお湯も、時間が経てば冷めます。冷めたお湯を温め直すのが追い焚きで、これを繰り返すほど使う燃料は増えていきます。家族がバラバラの時間に入る家庭ほど、この回数が積み上がりやすいのです。設備を替えなくても、この回数を減らせば負担は変わります。
いちばん効いたのは「続けて入る」
当たり前に聞こえますが、我が家ではこれが最も効きました。
- できるだけ短い時間の中で、家族全員が続けて入る
- 入浴の時間帯を、家族でゆるく決めておく
- 最後の人が入り終わるまで、フタを開けっぱなしにしない
以前は、子どもが「あとで入る」と言って数時間空くことがよくありました。そのたびに追い焚きが必要になっていたわけです。声をかける順番を決めただけで、追い焚きの回数が目に見えて減りました。
フタと保温で冷めにくくする
- お湯を張ったら、すぐにフタをする
- 入浴中も、体を洗っている間はフタを半分かけておく
- アルミの保温シートを浮かべると、湯面からの放熱を抑えられます
保温シートは家庭用品店で手に入る安価なもので十分です。厚手のものほど扱いは重くなるので、干す場所も考えて選ぶとよいでしょう。
シャワーの出しっぱなしをやめる
- 体や髪を洗っている間は、こまめに止める
- 家族に「止める」を共有する。ここが最も差が出る部分です
- 節水タイプのシャワーヘッドに替えると、水道の使用量も同時に減らせます
シャワーはお湯を作り続けている状態なので、出している時間がそのまま費用になります。
お湯の量を見直す
浴槽を満タンにする必要は、実はあまりありません。我が家は指3本ぶんほど減らしましたが、肩まで浸かれて不便は感じていません。
- 水位を少し下げるだけで、温める水の量が減る
- 最後の人が入る前に、ぬるければ少し足し湯する
- 残り湯は洗濯に回すと、水道代の節約にもつながります
残り湯を使う場合は、洗濯機の仕様や洗剤の種類を確認してから取り入れてください。
家族に協力してもらうコツ
節約は一人で頑張っても限界があります。
- 「節約しよう」ではなく「先に入ったほうが温かいよ」と伝える
- フタを閉める、シャワーを止めるなど、動作を1つだけ頼む
- 効果が出たら、浮いた分を家族で使う楽しみに変える
ルールを増やしすぎると続きません。我が家も、結局定着したのは「続けて入る」と「フタを閉める」の2つだけです。
効果の出方は家庭ごとに違う
光熱費は、住まいの断熱性能、給湯設備の種類、家族の人数、季節、契約している料金プランによって大きく変わります。同じ工夫をしても、効果の大きさは家庭ごとに異なります。
実際にどれだけ変わったかは、毎月の検針票を数か月比べてみるのが確実です。気温の影響もあるので、前の年の同じ月と見比べると判断しやすくなります。
よくある質問
Q. 追い焚きと足し湯は、どちらが得ですか?
給湯設備の種類や料金プランによって異なるとされています。ご家庭の設備の説明書や、契約先の案内で確認するのが確実です。
Q. 保温シートはどれくらいもちますか?
製品や使い方によります。折り目から傷みやすいので、丸めて保管すると長く使えることがあります。
Q. 節水シャワーヘッドは効果がありますか?
水の使用量を抑える設計の製品が多くありますが、性能は製品によって差があります。購入前に仕様を確認してください。
まとめ
続けて入る、フタと保温シートで冷まさない、シャワーは止める、お湯は少し減らす。どれも今日から始められる工夫です。設備を替えなくても、入り方を整えるだけで毎月の負担は変えられます。まずは検針票を1枚手元に置いて、比べるところから始めてみてください。