🔐 防犯・安全

フィッシング詐欺に騙されない、URLと個人情報の守り方

2022-08-18 公開 📖 約5分で読めます 👀 19

不審なメールやSMSを見分ける力に頼らず、届いた通知のリンクから入らない習慣に変えるのが近道。偽アドレスの作られ方、絶対に伝えない情報、入力してしまった後の対処の順番を整理します。

📋 目次(タップで開閉)
  1. この記事でわかること
  2. こんな人に向いています
  3. 原則は届いた経路から入らないこと
  4. 偽のアドレスに使われる手口
  5. 正規の窓口が求めないもの
  6. 急がせる仕掛けに気づく
  7. 押してしまった後の手順
  8. 家族と決めておくこと
  9. 注意したいこと
  10. よくある質問
  11. まとめ

身に覚えのない配送の不在通知、使っていないサービスからの利用停止の予告、家族を装った短いメッセージ。手口は年々こまやかになり、文面の違和感も見つけにくくなっています。自分は引っかからないと思っている人ほど、急いでいるときに一度だけ押してしまうものです。

この記事では、文面の違和感を探す方法に頼らず、受け取ったときの動き方そのものを変える考え方を扱います。見分ける力を上げるのではなく、見分けなくても被害が出ない手順にするのが目的です。

この記事でわかること

  • リンクを押す前に確認できること、できないこと
  • 偽のアドレスに使われる典型的な作り方
  • 押してしまった、入力してしまった後の手順
  • 家族や高齢の親と共有しておく約束
  • だまされやすい状況がどう作られるか

こんな人に向いています

  • 不審なメッセージが届いて判断に迷っている人
  • 家族にどう説明すればよいか分からない人
  • 一度入力してしまい、何から対処するか知りたい人
  • スマートフォンでの確認方法が分からない人

原則は届いた経路から入らないこと

もっとも確実な対策は、メッセージの中のリンクを使わないことです。用件が本物なら、公式のアプリや自分がいつも使っている入口から同じ内容を確認できます。

  • 配送や請求の通知は、自分で登録した入口から確認する
  • 検索結果の広告枠からは入らない
  • 届いた通知を見ながら、別の経路で同じ事実を確かめる
  • 用件が見つからなければ、その通知は無視してよい

この原則を守ると、文面の見分けがつかなくても被害は起きにくくなります。

偽のアドレスに使われる手口

アドレスは一見して本物に見えるよう作られます。見るべきは末尾に近い部分です。

  • 似た形の文字を入れ替える
  • 本物の名前に別の単語をつなげる
  • 末尾の部分だけを差し替える
  • 短縮された形にして、本来の宛先を隠す

パソコンではリンクに触れずカーソルを重ねると宛先が表示されます。スマートフォンでは長押しで表示できることが多いです。ただし表示が加工されている場合もあるため、確認できたことを安全の根拠にはしないでください。

正規の窓口が求めないもの

正規の窓口が、届いたメッセージへの返信や入力で求めないとされている情報があります。

  • 認証のために送られてきた短い番号
  • 取引や決済に使う暗証番号
  • 口座や証券の取引用のパスワード
  • 本人確認書類の画像を、通知内のフォームから送るよう促すもの

とくに認証用の番号は、本人以外に伝える必要が生じない仕組みです。電話で求められた場合も同じです。

急がせる仕掛けに気づく

手口の核心は技術ではなく、考える余裕を奪うことです。次の要素が重なっているときは、いったん手を止めてください。

  • 期限が極端に短い
  • 止まる、失効する、違反といった言葉で不安をあおる
  • 返金や当選など、得をする話が急に現れる
  • 家族や上司を名乗り、別の連絡手段に移るよう促す
急かされていると感じた瞬間が、いちばん確認が必要なとき。

押してしまった後の手順

開いただけなのか、入力したのかで対応は変わります。入力した場合は時間が勝負です。

  • 入力したパスワードを、正しい入口から変更する
  • 同じパスワードを使い回している他のサービスも変更する
  • 決済情報を入れた場合は、カードや口座の発行元へ連絡する
  • 身に覚えのない利用がないか履歴を確認する
  • 端末に何かを入れた場合は、通信を切ってから対処する

家族と決めておくこと

被害は、本人が一人で判断した場面で起きやすいとされています。あらかじめ家族の約束にしておくと、迷ったときに止まれます。

  • お金や番号の話が出たら、必ず誰かに相談してから進める
  • 家族を名乗る連絡は、いつもの連絡先にかけ直して確かめる
  • 迷ったら押さずにそのまま残し、相談するまで触らない

注意したいこと

手口は短い期間で変わります。過去に覚えた見分け方が通じなくなることもあるため、特徴を暗記するより入口を変えない習慣を優先してください。被害が疑われるときの届け出先や相談の手順は地域によって異なります。実際の手続きや最新の注意点は、警察や公的な相談窓口、契約している事業者の正規の窓口で確認してください。

よくある質問

Q. リンクを開いただけで被害は出ますか

多くは入力や操作をしなければ被害に至らないとされていますが、端末や設定によっては影響が出る場合もあります。開いてしまったら何も入力せずに閉じ、その後の履歴に注意してください。

Q. 本物かどうか返信して聞いてもよいですか

勧められません。返信は、その宛先が使われていることを相手に伝えてしまいます。確認は必ず自分が知っている正規の経路で行ってください。

Q. 二段階の認証を使っていれば安心ですか

被害を減らす有効な手段ですが、認証用の番号を聞き出す手口もあります。番号を人に伝えないことが前提になります。

まとめ

  • 届いた通知のリンクからは入らず、自分の経路で確かめる
  • 認証番号や暗証番号は、どの窓口にも伝えない
  • 入力してしまったら、変更と連絡を時間順に進める
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