似合う色が分かると、服選びの迷いと失敗が減ります。四つのタイプを分ける二つの軸、自宅でできる簡易チェック、診断結果を買い物に落とし込む手順、好きな色との付き合い方までを紹介します。
気に入って買った服なのに、着ると顔が疲れて見える。似合うと言われた色が、自分ではしっくりこない。
パーソナルカラーは、肌や髪、瞳の色との相性から、顔が明るく見える色の傾向を整理する考え方です。正解を一つ決めて縛る道具ではありません。買い物の打率を上げるための地図として使うと役に立ちます。この記事では、仕組みと使い方を分けて説明します。
この記事でわかること
- 四つのタイプを分ける二つの軸
- 自宅でできる簡易チェックの手順
- 診断結果を服やメイク選びに落とし込む方法
- 好きな色が似合わないとされたときの扱い
こんな人に向いています
- 手持ちの服に統一感がなく、組み合わせにくい
- 顔が明るく見える色を自分で判断できない
- 診断を受けるか迷っている
- 流行の色に手を出して失敗しがち
四つのタイプは二つの軸でできている
春夏秋冬という呼び名はよく知られていますが、覚えるべきは分け方の軸です。
- 色の温度:黄みに寄るか、青みに寄るか
- 明るさと濃さ:澄んで明るい色が合うか、深く落ち着いた色が合うか
この二つを掛け合わせた四区分が、春・夏・秋・冬と呼ばれています。春は黄みで明るい、夏は青みで柔らかい、秋は黄みで深い、冬は青みで濃い、という傾向で語られるのが一般的です。境目にいる人も多く、きれいに一つへ収まらない場合があります。
自宅でできる簡易チェック
正確さは専門の診断に劣りますが、傾向はつかめます。
- 日中の自然光が入る場所で、化粧を落として鏡の前に立つ
- 白い布を首元に当て、顔色の変化を見る
- 次に、黄みの強い布と青みの強い布を交互に当てる
- 顔の影が薄くなり、肌が均一に見える側を選ぶ
- 明るい色と濃い色でも、同じように比べる
判断は顔色で見ます。布そのものの好みで選ぶと結果がぶれます。家族に横から見てもらうと、違いに気づきやすくなります。
結果を買い物に落とし込む
タイプが分かっても、使い方を決めないと生かせません。
- 顔に近い物から合わせる。上に着る服、えり元、ストール
- 顔から遠い物は自由度が高い。ボトムス、靴、かばん
- 基本の色を二、三色に絞り、手持ちと組める状態にする
- 試着のときは必ず顔を鏡に映し、生地の照り方も見る
同じ色名でも、素材によって見え方は変わります。光沢のある生地は色が強く出るため、顔のそばでは小さい面積から試すのが無難です。
似合わない色をあきらめなくていい
診断は禁止事項の一覧ではありません。好きな色は、置き場所を変えれば楽しめます。
- 顔から離して使う。小物や下半身に回す
- 面積を小さくし、差し色として入れる
- 間に相性のよい色を一枚挟み、えり元だけ変える
- 口元の色を調整して、全体のつり合いを取る
流行の色が自分の傾向から外れていても、使い方の工夫で取り入れられます。
診断を受けるときに見ておくこと
受け方によって、満足度はかなり変わります。
- 自然光に近い照明で行うか
- 布を当てる枚数と、比べ方の説明があるか
- 結果の理由を、言葉で説明してくれるか
- 当日の化粧や服装について、事前の案内があるか
所要時間や費用は提供者によって異なります。結果だけ渡されて終わる形だと、日々の買い物に生かしにくくなります。
年齢や季節で変わること
肌や髪の色は、一生同じではありません。
- 白髪が増えると、以前は重かった濃い色が合うようになる場合があります
- 日焼けの程度で、黄みの出方が変わります
- 髪を染めると、顔まわりの印象は大きく動きます
- 眼鏡の色も、顔に近い色として働きます
数年おきに手持ちを見直すと、しっくりこない理由が見えることがあります。
よくある質問
Q. 診断の結果が、受けた場所によって違いました
照明や当てる布、判断する人の見方で結果はぶれます。二つの区分の境目にいる場合も珍しくありません。共通して言われた傾向だけを拾い、残りは参考として扱ってください。
Q. 似合う色の服ばかりだと地味になりませんか
色数を絞ると、かたちや素材の違いが見えてきます。地味に感じるときは、同じ色の中で濃さを変えたり、質感の違う素材を組み合わせる方法があります。
Q. 自己診断だけで買い物しても大丈夫ですか
顔に近い物を選ぶときの目安としては使えます。高い買い物の前に、試着して顔まで鏡に映す習慣をつければ、自己診断でも失敗は減らせます。
まとめ
- 四区分は、色の温度と明るさ・濃さの掛け算で考える
- 顔に近い物から合わせ、遠い物は自由に楽しむ
- 似合わないとされた色も、面積と位置を変えれば使える